2023年9月27日
https://www.j-cast.com/2023/08/24467502.html?p=all
(J-CASTニュース 2023年8月24日付記事より)
ご存知の方も多いと思いますが、人気ラーメン店「AFURI」を運営するAFURI株式会社が、日本酒「雨降(あふり)」を製造する吉川醸造株式会社に対し、自社の商標権を侵害するとして東京地裁に提訴しました。
吉川醸造株式会社の合頭義理社長によりますと、商品を全て廃棄処分することが要求されているそうですから、差止請求と損害賠償請求のようです。
AFURI株式会社の登録商標と、吉川醸造株式会社の使用商標とは、称呼(呼び方)は共通していますが、外観(見た目)は明確に異なり、観念(意味合い)は、AFURI株式会社の登録商標からは特定の観念が生じないのに対し、吉川醸造株式会社の使用商標からは「雨降」との観念が生じると、ざっと見てですが認定できるのではと思います。
もし、このような認定が正しければ、特許庁でしたら非類似の判断がなされる可能性が高いと思います。
しかしながら東京地裁ですと、トラウマになりそうな経験も手伝って、侵害論において非類似と認められるかどうかは正直分からないです。
被告(吉川醸造株式会社)としては、需要者、取引者において混同が生じていないことや生じ得ないことなどを、証拠を積み重ねつつ準備書面において丁寧に主張すべきですが、これがどこまでできるかです。
個人的には、被告(吉川醸造株式会社)を応援したいです。
きらめき国際特許事務所
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