中国のストリートウエア「MLGB」、ブランド名が社会秩序を乱すとして商標取り消し

https://www.wwdjapan.com/822590

(WWD JAPAN 2019年3月6日付記事より)

 

中国の俳優リー・チェン(Li Chen)と台湾の歌手ウィルバー・パン(Wilber Pan)が設立したブランド「MLGB」の登録商標が、中国の知的財産権専門の裁判所である北京知識産権法院によって取り消されました。

 

その理由は、「『MLGB』は「中国語の卑語の略語」であるから、公序良俗違反である(社会秩序を乱す)」とのことです。

 

「中国語の卑語の略語」ということですが、どのような語の略語なのでしょうか?

 

以降、「卑語」が登場しますので、不快に思われる方はご遠慮ください。

 

 

 

 

 

  

 

 

その「卑語」とは、「妈剌个屄」です。中国語の方言でして、その意味は、「あなたのお母さんの生殖器」という意味です。

 

そして、その略語が「MLGB」であるということです。

 

ここで不思議なのは、「MLGB」といえば、「あなたのお母さんの生殖器」を想起させるくらい、中国において「MLGB」との語が「あなたのお母さんの生殖器」という「卑語」を意味する語として「日常」使用されているのかということです。

 

そうでなければ、公序良俗違反で商標登録が取消されたりしませんよね。

 

でも、審査官はこれに気付かずに登録を許可したわけですよね。

 

日本人には理解できない領域なのかもしれません。

 

きらめき国際特許事務所

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