特許庁が商標出願の審査開始までの運用を一部変更 “一部の出願人”対策

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1706/21/news163.html

(ねとらぼ 2017年6月21日付記事より)

 

すっかり有名になられてしまった、元弁理士の「上田育弘」氏と、氏が有する「ベストライセンス」社による、出願費用を納付しない大量の商標登録出願に対し、その対策として、特許庁が審査の運用を一部するということです。

 

出願費用を納付しない出願については、商標登録のみならず、特許、実用新案登録、意匠登録の各出願についても同様に、「出願却下」されることになります。

 

ただし、出願人がうっかり納付を忘れる(予納という口座に入っているはずのお金がショートしてしまっている)場合もありますので、「出願却下」の前に必ず「却下前通知」という通知を発し、30日以内に出願費用が納付されない場合に「出願却下」されるのです。

 

つまるところ、「出願」→「却下前通知」→「出願却下」に至るまでに4ヶ月程度掛かってしまうため、先を越された“本家”が、この出願が継続している(生きている)ということで出願を躊躇するという事態が発生していたことから、「出願却下」前であっても、後に出願された“本家”の審査を進める運用に変更するということです。

 

おそらく、先を越された“本家”が、この出願が継続している(生きている)ということで、この出願の権利を有償で譲り受けたり、使用許諾のライセンスを受けたりする事態が発生していたと思われます。

 

「PPAP」、「民進党」、「ラブライブ」など、“本家”より先取りし続けてきた「ベストライセンス」社って、本当にベストなライセンス活動を行っているといえるのでしょうか?

 

きらめき国際特許事務所

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