2024年7月3日
https://www.47news.jp/10993350.html
(47NEWS 2024年5月30日付記事より)
俳優の東出昌大さんが主演を務める映画「天上の花」の脚本を、同意なく書き換えられたとして、脚本家の女性が脚本を共同で担当した男性を相手取り、損害賠償請求訴訟を提起した裁判で、大阪地裁は5万5000円の支払いを命じる判決を下しました。
「同一性を損なう」=著作者人格権のひとつである「同一性保持権」を侵害するということです。
「同一性保持権」の侵害で有名なのは、「おふくろさん騒動」ですね。
「おふくろさん」を歌唱する森進一さんが、作詞をした川内康範に無断で、イントロの前に「いつも心配かけてばかり いけない息子の僕でした」で始まるバースを入れたことが発端となった騒動です。
著作物の同一性を損なう行為は、その著作物の著作者の意に反する行為とされているのです。
きらめき国際特許事務所
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