https://realsound.jp/2024/05/post-1670299.html
（Real Sound 2024年5月23日付記事より）

今年も JASRAC 賞発表の時期がやって参りました。

最初から言っておきますね。歌謡界を目指すなら「ボーカル」ではありませんよ。「作詞家」、「作曲家」を目指してください。「シンガーソングライター」でしたらバッチリです。

昨年の「分配額TOP10 国内作品 【総合】ランキング」の第3位は Alexandros の「閃光」、第2位は HoneyWorks の「可愛くてごめん」、第1位は YOASOBI の「アイドル」でした。

ですが、著作権料が一番入るのは、Alexandros でも HoneyWorks でも YOASOBI でもありません。

「閃光」を作詞・作曲された「川上洋平」さん、「可愛くてごめん」を作詞・作曲された「shito」さん、「アイドル」を作詞・作曲された「Ayase」さんです。

しかも、川上洋平さん、shitoさん、Ayaseさんはいずれも、それぞれ Alexandros、HoneyWorks、YOASOBI のメンバー、つまりは「シンガーソングライター」なわけです。

2024年 JASRAC 賞の詳細は、下記の URL からご覧頂けます。
https://www.jasrac.or.jp/magazine/upload/2024_jasrac-awards_distribution10.pdf

Ayase さんの著作権料がすごいのはもちろんですが、Official髭男dism の藤原聡さんの著作権料もすごいでしょうね。また、竹内まりやさんの著作権料は、トータルでどれだけになるのでしょうね。

ちなみに、昨年の「分配額TOP10 国内作品 【カラオケ】ランキング」の第1位は、Vaundy さんの「怪獣の花唄」でした。カラオケ部門常連のあいみょんさん、中島みゆきさんの著作権料も、トータルではすごいでしょうね。

繰り返しますので、ご子息にお伝えください。歌謡界を目指すなら「ボーカル」ではありませんよ。「作詞家」、「作曲家」ですよ。「シンガーソングライター」でしたらバッチリです。

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