2023年7月1日
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20230607-OYT1T50185/
(読売新聞オンライン 2023年6月7日付記事より)
集英社は、画像生成AIを使って生み出したモデルの女性「さつきあい」の、デジタル写真集「生まれたて。」の販売を終了しました。
その理由は、「制作過程において、編集部で生成AIをとりまく様々な論点・問題点についての検討が十分ではなく、AI生成物の商品化については、世の中の議論の深まりを見据えつつ、より慎重に考えるべきであった」と判断したためです。
あくまでも私見ですが、画像生成AIを使って生み出したモデルのデジタル写真集の制作、販売は、集英社にとってリスクがある企画のように思います。
例えば、今後、生成AIにより連載漫画が制作され、出版会社を通じずに提供されるようになり、それがヒット作となったという場合、集英社はどこに立ち位置を置くつもりなのでしょう?
このデジタル写真集「生まれたて。」が制作、販売された理由は、「グラビアにおける生成AIの可能性を探るため」とのことですが、そんなとろの可能性を探るのは、他者に任せておけばよく、そんなことをしている場合ではないように思うのです。
出版会社にとってのAIの脅威は、もう訪れているのですから。
きらめき国際特許事務所
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