スシロー公式「サーモン寿司」をAIに描いてもらう → まさかの常識の先を行く結果に「斬新!」「笑わせてもらった」の声 一部からは批判も。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2304/12/news175.html
(ねとらぼ 2023年4月13日付記事より)
回転寿司チェーン「スシロー」の公式Twitterが、「スシローのサーモン」のビジュアルをAIに描いてもらい、その複数のイラストを投稿していますが、「面白い」という意見と、「学習法などで問題を抱えるAIイラストを企業が広報活動に使用するのはいかがなものか」という意見に分かれ、物議を醸しています。
「画像生成AI」の作成した画像については、これを利用した自然人や法人に著作権等が発生しますが、昨今、「画像生成AI」の学習方法が問題だとの指摘があるようでして、
(1)インターネット上にある著作物を無断で学習すること
は問題とされ、
(2)著作者の許諾を得た著作物について学習すること
は問題ではないとされているようです。
しかしながら、著作権法上、著作権侵害が成立するのは、
①他者の著作物と同一・類似の著作物であること
②当該他者の著作物に依拠していること
の両方に当て嵌まる場合ですので、たとえ、「②他者の著作物に依拠している」場合であっても、「②当該他者の著作物と同一・類似の著作物」でなければ、好ましいかどうかなどの問題はさておき、著作権侵害にはなりません。
そういう意味では、今般の「スシロー」の公式Twitterの投稿は、温かい目で見てあげても良いのではないかなと、個人的には思います。
きらめき国際特許事務所
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