AIの作ったアートに初めて著作権登録が認められる

 

https://gigazine.net/news/20220927-copyright-ai-art/
(Gigazine 2022年9月27日付記事より)

 

このようなタイトルを目の当たりにしますと、「著作権は登録しないといけないんだ。」とか、「AIは作者(著作者)として登録を受けることができるんだ。」と思われるかもしれません。

 

しかし、いずれもそうではありません。

 

著作権は、「無方式主義」が採用されていまして、なんら方式なく発生します。

 

例えば、即興の曲であれば口ずさんだ時点で、絵であれば描いた時点で、それらの著作権は発生します。

 

ただ、口ずさんだり描いたりしたところで、誰が作者(著作者)か分かりませんし、いつ作成された(いつ著作権が発生した)か分かりません。

 

そこで、著作権には、「作者(著作者)の名前」や「第一発行日・第一公表日」を登録する制度があるのです。

 

この記事は、AIを作成ツールとして使用して作成した漫画について、「作者(著作者)の名前」についての登録が認められたという内容です。

 

AIを作成ツールとして使用して作成した漫画について、「作者(著作者)の名前」についての登録が認められたのだから、「AIの作ったアートに著作権登録が認められた。」と言い換えられるというわけです。

 

ちょっと大げさな記事のように思えます。

 

きらめき国際特許事務所

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