2023年1月28日
https://toyokeizai.net/articles/-/636339
(東洋経済 2023年1月2日付記事より)
子が発明家になる確率と親の所得の関係について、アレクサンダー・ベルらが研究成果を発表しています。
その結論は、「発明家になるには幼少期の能力が重要であるが、幼少期に能力の高い子供の場合、両親の所得が多いほうがぐんと有利になると言える。」という内容です。
先ず、両親の所得が特に高いと、人口1万人当たりの発明家数の数が増大するという「J字曲線」を描くようです(このデータは、米国におけるデータです。)。
そのようなデータを目の当たりにすると、「きっと、教育の機会が左右している。」と考えるのではないでしょうか。私もその一人でした。
しかしながら、幼稚園から博士課程に至るまで、完全に無料で教育の機会が与えられるフィンランドにおいても、同じ相関関係が見られるということですので、これには驚きました。
次に、小学3年生のときの数学的能力が並み(平均前後)の場合、発明家になる確率は低いのですが、平均を大幅に超えると、発明家になる確率はぐっと高まるようです。
もちろん、社会的要因や文化的要因、上昇志向なども影響するわけですので、一概に言えることではないと思いますが、それでも興味深い研究成果だと思います。
そもそも、こんなことを調べようという、その着想に感心させられます。
きらめき国際特許事務所
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