「ジャンポール・ゴルチエ」が伊ウフィツィ美術館とトラブル

 

「ジャンポール・ゴルチエ」が伊ウフィツィ美術館とトラブル
名画「ヴィーナスの誕生」を無許可で使用
https://www.wwdjapan.com/articles/1447962
(WWDJAPAN 2022年10月18日付記事より)

 

イタリア・フィレンツェ(Florence)のウフィツィ(Uffizi)美術館は、同館が所蔵する名画「ビーナスの誕生(The Birth of Venus)」を「許可なく使用した」として、フランスの高級ブランド、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)を提訴しました。

 

ゴルチエが4月に発表した「ル・ミュゼ」は、トップス、Tシャツ、ボトムス、ワンピースなどの多様なコレクションであり、これらには、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」、ミケランジェロの「アダムの創造」、ルーベンスの「三美神」が全体的にプリントされています。

 

これらのうち、ウフィツィ美術館が問題としたのは、同館所蔵の「ヴィーナスの誕生」です。今回ゴルチエが支払うべき使用料は10万ユーロ(約1400万円)にものぼる可能性があるとして、損害賠償を求めています。

 

イタリアでは、著作権法とは別に、イタリアの文化財と景観の法典が存在するそうでして、著作権法上、パブリックドメインとなった作品についても有効となるそうです。

 

ジャンポール・ゴルチエ、いろいろ作っちゃったようで、どうなるのでしょうね。

 

著作権切れであっても、有名な芸術作品の利用については、何かあるかもと思って注意するのが無難なようです。

 

きらめき国際特許事務所

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