2025年2月1日
https://chemicaldaily.com/archives/568835
(化学工業日報 2024年12月16日付記事より)
武田薬工がパテントクリフ(特許切れ)対策として、6つの新薬候補に経営資源を集中させるとのことです。
主力品の一つだった注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬「ビバンセ」の特許切れに続き、年約8,000億円を売り上げている潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬「エンタイビオ」も2032年には特許切れとなります。
ただし、「エンタイビオ」は抗体医薬品ですので、低分子化合物医薬品のようにジェネリック医薬品を作り出すことはできず、バイオシミラーという、あくまでも「効果効能が似た医薬」を作り出すことになるのですが、どんな細胞を使って作り出すのかまでは、武田薬工は公表していませんから、後発医薬品メーカーによる「エンタイビオ」のバイオシミラー創出は簡単な道のりではないのです。
それでも、パテントクリフを乗り越えられるかどうかの問題は、先発薬メーカーにとっては死活問題ですので、メガファーマの武田薬工といえども万全の対策で望むのです。
きらめき国際特許事務所
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