2024年10月5日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024091400338&g=soc
(JIJI.COM 2024年9月15日付記事より)
今月から、特許切れの先発薬の処方については、価格差の一部を患者が負担する制度が始まりました。
有効成分が同じ後発薬(ジェネリック)の利用促進のための制度です。
以前にも申し上げましたが、有効成分が同じであれば、効き目が同じかというと、決してそうではないです。
例えば、経口低分子薬(錠剤の医薬品)の場合、徐放性も重要ですが、この徐放性も特許取得されているため、後発薬によっては徐放が非常に劣るものもあります。
厚労省は、有効成分だけでなく、製剤全体として判断すべきであるところ、有効成分だけで判断しているとしか見えません。
誰のための医療であるのか、根本に立ち戻ってもらいたいものです。
きらめき国際特許事務所
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