2014年2月5日
http://www.47news.jp/CN/201312/CN2013121301001694.html
(47NEWS・共同ニュース 2013年12月13日付記事より)
茂木敏充経済産業相が発明され、個人で特許を取得されたとのことですので、
早速特許電子図書館でどんな特許なのかを見てみましょう・・・
あれっ?昨年の9月2日に出願して12月13日にはもう特許取得ですか??
なので未だ公開されていないんですね。
それに、出願と同時に出願審査請求と早期審査に関する事情説明書を提出しても、
そんなに早く特許にはなりませんね。
そうなりますと、スーパー早期審査が適用されたのだと思います。
スーパー早期審査が適用されるためには、
『実施関連出願』かつ『外国関連出願』であることが要件になります。
スーパー早期審査が適用されますと、
申請から2か月以内で審査がされますので、
このスピードで特許になることはあり得ることになります。
「実施関連出願」ということですと、
茂木経産相はこの外国人向けシステムを既に開発済みである
ということになろうかと思います。
一方、「外国関連出願」ということですと、
日本の特許出願と同時かほぼ同時に外国で特許出願をしているか、
国際出願をして直ちに日本について特許取得を図ったかの
いずれかになると思います。
いずれでもなければ、特別扱いということになります(苦笑)。
ともあれ、経産相ともなれば特許の取得も大胆ですね。