2023年8月12日
https://www.afpbb.com/articles/-/3472438
(AFP BB News 2023年7月13日付記事より)
韓国において、人工知能(AI)を発明者とする特許出願を無効とした特許庁の処分を不服とする行政訴訟があり、ソウル行政裁判所は原告の訴えを棄却しました。
ソウル行政裁判所は、「現行法上、人だけが発明者として認められる」という特許庁の処分を支持し、AIの発明者としての地位を認めなかったわけです。
日本でAIを発明者とする特許出願をした場合も、ほとんど同じ決定、判決となるでしょう。特許庁で手続却下、裁判所で却下維持でしょう。
それにしても、AIを発明者とする特許出願をするメリットは何なのでしょう。
AIをツールとして使用した自然人が発明者となれば、発明者としての名誉が得られる他、従業員等の場合は発明報償金を受けることができるチャンスが生じるわけです。
AIを使用して発明したことのアピール?それとも、経営者が従業員を発明者から外して発明報償金を支払わないようにする?
後者は論外です。
きらめき国際特許事務所
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