2018年10月10日
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57580
(講談社 現代ビジネス 2018年9月20日付記事より)
先願である、カリフォルニア大学バークレイ校のジェニファー・ダウドナ教授が特許出願をした発明は、「試験管内に分離されたDNAを、狙った箇所で切断することができる発明」。
後願であるブロード研究所のジャーン博士らが特許出願した発明は、「人間やマウスなど生きた動物の細胞内にあるDNAを狙った箇所で切断する発明」。
普通であれば、ダウドナ教授の特許出願の方が分があるのですが、ダウドナ教授はうっかり、公で口を滑らせてしまったのです。
「我々の研究成果を(ヒトやマウスなどの)真核生物の細胞へと応用することに手こずっている。これを成し遂げられるかどうか確かではない」と。
先願特許の発明者が、後願特許の優位性を認めたことになるわけです。100年に一度の発明と言われている発明についてです。
悔やんでも悔やみきれないでしょう。
きらめき国際特許事務所
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