2022年3月26日
https://www.sankei.com/article/20220225-CUFTLCT2ARNHXM4RFVGZE6MJC4/
(産経新聞 2022年2月25日付記事より)
佐賀県が、20年以上もの歳月をかけて開発したミカンの新品種があります。「にじゅうまる」といいます。
この「にじゅうまる」が、不正に持ち出されて栽培され、県外の百貨店で販売されていたことが分かりました。
県内のミカン農家の男性が、現地試験圃場から枝1本を持ち出し、株を増やして転売し、この株を購入した男性農家が栽培して県外百貨店などに流通させたということです。
ここで「枝1本を持ち出し」とありますが、正確には「枝1本を盗み出し」です。そして転売先の男性農家が「県外百貨店」に流通させていることから、「後ろめたいことをしている」ことは明らかです。
これは国内の種苗法違反(犯罪)の例ですが、同様にして、多くの品種が海外へ盗み出されているのが、我が国の農産物の現状なのです。
圃場から品種が盗まれるなんて、昔はあり得なかったでしょう。
大変残念ですが、これが現状です。
きらめき国際特許事務所
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