食品業界初、「UCC ミルクコーヒー」が“色彩のみからなる商標”に登録

 

https://www.ssnp.co.jp/news/beverage/2019/12/2019-1211-1447-14.html
(食品産業新聞社ニュースWEB 2019年12月11日付記事より)

 

「UCCミルクコーヒー」の缶のデザインに使用されている、茶色・白色・赤色の3色が、「色彩のみからなる商標」として商標登録されました。

 

「色彩のみからなる商標」として商標登録されるには、だれもが思い浮かべるくらい「著名であること、つまり、だれでも知っていることが条件となります。なぜならば、「色彩のみ」について登録を認めるのですから、その商標権の効力は相当「強力」となるからです。

 

これまでの登録例としては、トンボ鉛筆の消しゴムで用いられている「青、白、黒」の色彩や、セブン-イレブン・ジャパンの看板などに用いられている「白地にオレンジ、緑、赤」の色彩、三菱鉛筆の『ユニ』で用いられている蝦茶色とワインレッドの混合色であるユニ色と黒の組み合わせの色彩、ファミリーマートの看板などに用いられている「緑、白、青」の色彩などがあります。

 

「おやっ?」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。「UCCミルクコーヒー」の缶のデザインって、「著名」なのかと。

 

そこは代理人弁理士の腕の見せ所でして、審査官にいかに「著名」であると認めさせるかということなのです。

 

きらめき国際特許事務所

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