くまモン、中国での悩みが深刻・・・「名前覚えてもらえない!」

https://withnews.jp/article/f0180808000qq000000000000000G00110601qq000017638A

(withnews 2018年8月8日付記事より)

 

くまモンの中国語表記は、「酷MA萌」です。

 

でも、中国国内では、非公式表記である「熊本熊」の方が圧倒的な知名度を誇っています。

 

実は、このようなことは、中国では「あるある」話です。

 

日本の社名や商品名を中国で使用する場合、英語やカタカナ、ひらがな表記の社名、商品名などについては、必ずといって良いほど、「当て字」の「中国語表記」を作ります。

 

その際、どのような漢字を当てるかがポイントになります。

 

くまモンの場合、「COOL」を意味する漢字「酷」と、「かわいい」を意味する漢字「萌」を採用していますが、「クマモン」という「読み」を重視したのか、ローマ字「MA」採用しています。

 

私見ですが、これでは中国の方々の潜在意識に根付きにくいと思います。なぜならば、「クマモン」という読みにこだわりすぎた挙げ句、通常ですと入れないローマ字を採用しているうえに、絶対に入れるべき「熊」の字を採用していないからです。

 

それに対し、「熊本熊」の場合、先ずは「読み」を犠牲にして、「分かりやすさ」重視の結果、このような名称となったのだと思います。

 

中国では、こういう戦略の方がいいと思います。何故なら、分かりやすい「熊本熊」が中国の方々の潜在意識に早々と根付き、その結果、「熊本熊」を「クマモン」と呼んでくれるようになるからです。

 

また、ローマ字の「KUMAMON」を別途使用すれば、より効果的です。

 

せめて、「酷熊萌」にすれば良かったのにと思ってしまいます。

 

きらめき国際特許事務所

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