「まるで憑依したよう」東出昌大が裁判で闘う!『Winny』場面写真

 

https://moviche.com/contents/news/247022/
(ムビッチ Journal 2022年12月27日付記事より)

 

2023年3月、元東京大学大学院情報理工学系研究科助手で、「Winny」を生んだソフトウェア開発者であります、金子勇さんの実話をもとにした映画「Winny」が公開されます。

 

「Winny」とは、2002年5月6日にベータ版が登場したP2Pファイル共有ソフトのことです。

 

匿名性の高いファイル(電子データ)の共有を実現したことで違法利用が急増し、その後、不正ユーザーが逮捕され、さらに開発者であります金子勇さんも逮捕・起訴されるに至り、社会に衝撃を与えました。

 

金子勇さんは、著作権法違反幇助の疑いにより京都府警察に逮捕され、2004年5月31日に起訴されたのですが、2011年12月20日、最高裁第三小法廷は検察側の上告を棄却し、無罪が確定しました。

 

今年の3月に、この金子勇さんの実話をもとにした映画「Winny」が公開されます。主人公である金子勇さんを演じるのは、東出昌大さんです。この記事は、映画「Winny」の場面写真についいての紹介記事です。

 

東出昌大さんが劇中で掛けている眼鏡や腕時計は、金子勇さんが実際に使っていたものだそうでして、それだけ金子勇さんやその遺族の想いが込められている映画なのでしょう。

 

「Winny」で使われているPeer to Peer(P2P)技術は、今後の社会を支える基盤技術になっていくといわれています。それだけに、金子勇さんの逮捕・起訴された7年間は、日本にとって大変な損失であったといえると思います。

 

著作権法違反幇助の是非のみならず、P2P技術の進歩にとっての損失という面についても、この映画で言及していて欲しいと願っています。

 

きらめき国際特許事務所

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