https://www.oricon.co.jp/news/2178197/full/
(ORICON NEWS 2020年12月2日付記事より)
昨年12月に「日本ネーミング協会」が、昨年最も称賛すべき「商品名」、「サービス名」、「社名」などを選ぶ「日本ネーミング大賞2020」の授賞式を開催しました。
大賞には王子ホールディングス、王子ネピアの「鼻セレブ」が選出されたとのことです。
「鼻セレブ」は、発売されてからずいぶんと時間が経っている商品ですが、発売・発表の年に関係はないため、受賞に至ったそうです。
私の講義をお聞きになった方でしたら、ご存知の方も多いと思いますが、「鼻セレブ」は元々、「モイスチャーティッシュ」というネーミングでした。
発売当初は、高機能にもかかわらず、インパクトに欠け、売り上げが伸び悩んでいたようですが、箱のデザインとネーミングを変えると売上が約4倍になったとのことです。
ネーミングって、本当に重要です。
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商標
https://www.j-cast.com/2020/11/20399418.html?p=all
(J-CASTニュース 2020年11月20日付記事より)
アパレル会社が「ぴえん」について商標登録出願をしているということで、物議を醸しているとのことです。
さっそく、どんな商標か見てみました。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2020-134032/EF3ECE9DFFC5DDEC76744DA59F18C0972CDA60E53F5B82ACEC7C77F86C1FA402/40/ja
この商標は「ぴえん」との称呼(呼び方)を有しますが、仮に登録されたとしても、これだけの図形との一体の商標ですから、たとえこの商標登録出願で指定されている「被服」などの商品に「ぴえん」との語を付したとしても、商標権侵害には該当しないと思います。
ちなみに、記事では触れられていませんが、「ぴえん」との語のみについての商標登録出願もあるようです。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2020-023354/14095DA9ED2977D463A4AC85192F757F4F03AD933D3F398024E92076F287F980/40/ja
こちらは、辞書やWikipediaに掲載されるくらいの流行語そのものについての出願ですから、「常識的な審査官にさえ当たれば(※)」、登録されることはないと思います。
※過去に、「阪神優勝」などの商標について登録を認めた審査官がいるためです。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2001-023455/27FE582A3B7158592E653D922BE22597DE1B0B45C1D70E7DFA0BA76AF6193588/40/ja
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商標
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2011/05/news155.html
(ITmedia NEWS 2020年11月5日付記事より)
イベントプロモーションなどを手掛けるザイグーが、ネーミングライツを売買できるサービス「namee」(ネイミー)の提供を始めたという記事ですが、このネイミーで銚子電鉄(銚電)がメイン駅の「銚子」駅を出品していました。
銚電は、千葉のローカル線です。
廃線の危機を救うべく、顧問をしていた税理士さんが社長になり、線路の石から電車の音、そして独自開発した「ぬれ煎餅」など、とにかく売れるものは売るというローカル線で有名でして、「ぬれ煎餅」は奇跡のヒット商品となりました。
https://www.choshi-dentetsu.jp/detail/vspot/31
最近では、YouTubeを始めたり、映画まで作ってしまうというバイタリティです。
https://www.youtube.com/channel/UC1KLrK4CUBDw5QkeDoMcLlQ
https://www.dentome.net/
そんな銚電が出品した、本丸の「銚子」駅のネーミングライツですが、銚電を愛する地元企業さんが購入されたようです。
さび落とし・さび止め塗料のメーカーであります「株式会社BAN-ZI」さんと、外壁塗装業を営む「株式会社REPROUD」さんとの共同での購入、その名も「絶対にあきらめないちょうし」駅です。
この新型コロナ感染症禍で乗客が激減してしまっているローカル線ですが、当の銚電だけでなく、地元の皆さんも「絶対にあきらめない」で応援されている姿を垣間見ることができたのでした。
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その他, 商標
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201028/k10012684811000.html
(NHK 2020年10月28日付記事より)
新型コロナ感染症禍の最中、「鬼滅の刃」の快進撃が続いています。
これにあやかろうと、コラボ商品がちまたに溢れています。
個人的に一番驚いたのは、「出前一丁(日清食品)」が「鬼滅一丁」と商品名を変えてまでコラボしたことです。
https://www.chickenramen.jp/kimetsu/
とはいえ、日清食品ホールディングス株式会社の宣伝部部長は、高校の同級生であるY山氏。「ああ、Y山か。」と思えば納得です。
尊敬の意味です。
こんな状況ですから、非正規のコラボ商品も大量に出回っており、集英社の「もぐらたたき」が続いているようです。
作品を象徴する「緑と黒の市松模様」は、以前から普通に存在する模様です。
つまり、「緑と黒の市松模様」を付しているからといって、必ずしも「クロ」ではないということも、混迷度を増す要因となっているようです。
ブームは無常であり、去って行くものであることは、集英社もよく分かっていることでしょう。ですから、今が正念場なのだと思います。
今回は、雑感になってしまい、失礼致しました。
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商標, 著作・不正競争
https://www.gamespark.jp/article/2020/10/15/103019.html
(Gamespark 2020年10月15日付記事より)
任天堂は、フォロワー190万人のTikTokインフルエンサーであるDigitalprincxss氏(元Pokeprincxss氏)を相手に、商標権侵害と著作権侵害に基づいて、差止請求と損害賠償請求を求めました。
と、ここまでは良くある話ですが、Digitalprincxss氏は落胆したものの、自身に非があると認め、任天堂の主張がまっとうであると猛省し、子供時代から愛する会社に迷惑をかけたとして、任天堂による差止請求と損害賠償請求に応じたそうです。
ここまで潔く認める例は、なかなか珍しいです。
すぐさま潔く非を認めて、侵害商品の販売をやめ、得られた利益を全額任天堂に損害額として支払い、ハンドルネームを変えるということは、Digitalprincxss氏の今後の将来にとっても、賢明な判断だったのではないでしょうか。
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商標, 著作・不正競争
https://www.afpbb.com/articles/-/3306241
(AFPBB News 2020年9月27日付記事より)
あの武術で有名な「少林寺」が、「少林」に関連する「666」という商標について、中国で商標登録を受けたとのことです。
「666」といえば、世界征服系を思い浮かべてしまうのですが、「少林」に関する標識であるということを初めて知りました。
しかも「少林寺」は、「河南少林無形資産管理有限公司」という知的財産権の管理会社を有しているそうです。
近頃の“お寺”は、企業体のようですごいんですね。
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商標
https://www.jprime.jp/articles/-/18810
(週刊女性PRIME 2020年9月16日付記事より)
復帰を画策する2人のプロデューサーのことはよく分かりませんが、安室奈美恵さんを表す商標「namie amuro」が、登録されていたとのことです。
実際に調べてみましたら、確かに登録されていました。今年の8月に登録されていました。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2019-038639/D20364E8A1F15E594C4BA61858A4E2FB306F9976D84FC53D04D120323087478D/40/ja
登録の内容は、残念ながら狭くて良い内容とは思えません。
とはいえ、復帰との声があがっていることには歓迎です。
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商標
https://hbol.jp/227955
(ハーバー・ビジネス・オンライン 2020年9月10日付記事より)
このコロナ禍、フリマアプリでの販売が増えていますが、そこでの「うっかり法律違反」についての記事です。
ハンドメイド・リメイク商品による商標権侵害の話が中心かと思いきや、古物商許可について分かりやすく説明されています。
私自身、とても参考になりました。
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その他, 商標
メーカー「許可できるものではない」
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2008/16/news033.html
(ねとらぼ 2020年8月16日付記事より)
GUCCI、PUMA、ミズノといった有名ブランドのロゴマークなどの登録商標を無断使用したハンドメイドマスクが、オークションサイトやフリマサイトで高額にて売買されているとのことです。
それにしても、呆れるくらいによくできてますね。
でも、こんなマスクをして街を歩いたら、「私は有名ブランドの商標権の侵害に関与しています」と表明しているようなものです。
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商標, 著作・不正競争
https://www.sankei.com/west/news/200814/wst2008140021-n1.html
(産経新聞 2020年8月14日付記事より)
香川県農業協同組合及び香川県食肉事業協同組合連合会の地域団体商標「讃岐牛」が、中国・大連市中山区の業者により、中国にて商標登録されていた問題で、香川県農業協同組合及び香川県食肉事業協同組合連合会が、中国商標局に対し、登録異議の申立をしたとのことです。
もう、こういうニュースは飽き飽きですね。
中国では、公衆に知られている外国の地名や、地域に由来しない地理的表示は、登録されないことになっているのですが、いい加減に、有言実行して欲しいと思います。
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